美術館 博物館 文芸館

三鷹市吉村昭書斎

春の柑橘の剪定や植替作業が終わり、ようやく散歩にいく気分に。こぶしか木蓮か?を眺めながら気の向くままに歩いて行くと、井の頭公園駅を出て左に坂をのぼり徒歩3分の所に令和6年3月9日、『三鷹市吉村昭書斎』が開館していました。白血病治療後のリハビ...
芸術 芸能

住宅街に息づく「長唄三味線」の世界

"三味線で身を立てるつもりはなかったけれど……「三味線を弾いたことがある」という人はそんなに多くはないだろう。しかし、「三味線の音を聞いたことがない」という人もまた、多くはないはずだ。近世以降の日本の音楽(邦楽)を代表する楽器である三味線は...
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初代精神を今も育む 三仁堂薬局

"片桐秀子さん 西荻窪駅から五日市街道へ向かい、銀座通りを進むと右側に大きな店構えの三仁堂薬局があります。現在は三代目の片桐秀子さんが中心になって店の切り盛りをしていますが、秀子さんの母、禮子さんも店に出て、元気に顧客の対応に勤しんでいます...
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隣りまち、武蔵野プレイス訪問記

" 最近図書館を利用したことがありますか。何十年も前、受験生のときに利用しただけでそれっきりという人は、図書館の変貌ぶりに驚くに違いない。咳ひとつはばかれるような静かな館内、本の匂いが醸し出す重苦しい雰囲気、カードを繰って図書を探す面倒な手...
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父子 美への気もち  ― 奥村土牛と奥村森

"「人間だからね、人間なんだから」 人と関わって仕事をしていく中で間違ったり、思うように進まなかったりする時に、人を責めず柔らかく労わる言葉で、反面放っておけば安きに流れがちな己を律していく時の言葉だそうである。人として理想を掲げたとしても...
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「西荻春秋」から見える「すぎなみ学倶楽部」の魅力

" 区民が録音機とiPhoneやカメラを携え、杉並の魅力を取材してウエブサイトに発信する活動。その媒体名を「すぎなみ学倶楽部」と呼ぶ。 カテゴリーを「歴史、ゆかりの人々、スポーツ、産業&商業、食、文化&雑学、自然、特集、まち別検索、写真検索...
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見聞・『荻窪風土記』———井伏鱒二の世界

" 井伏鱒二『荻窪風土記』(新潮社、1982)は、大正の関東大震災以降、井伏が暮らした荻窪の記憶を随筆風に綴った作品である。今回の取材では、井伏が書いた『荻窪風土記』の現場の“今”を訪ね、景観の移り変わりを記録するとともに、古くから荻窪地域...
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 昭和の文化人に愛された「たみ」 

"及川ヤスエさんの人生 福岡から上京してきた姉妹が紡いだ物語。 西荻窪の居酒屋「たみ」と国立の「関民帽子アトリエ(現atelier Seki / アトリエ関)」。東京という文化の中心地に飛び込んで夢をかけた二人の物語がここにある。 西荻窪駅...
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時計修理一筋人生の村田規晥(ノリキヨ)さん

"井草 村田時計工業所 村田規晥(ノリキヨ)さん 初めてお会いした時、ワイヤールーペをつけて迎えてくれました。かたときもこのルーペを離さず過ごされているのではないかというのが第一印象でした。 村田さんは81才になります、まだまだ元気に第一線...
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「てんぷら矢吹」 この道60年

" 最初に揚げたての車海老を口元にはこんだ瞬間、何とも言えない香りを感じました。「ワァー、これは.....」。もう言葉がありません。皆さんもぜひ、「てんぷら矢吹」に足をはこんでみてはと思います。 修学旅行での感動 矢吹恭一さんは神戸で生まれ...